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第7弾

究極の邪神に対抗するために、タケルたちは五造大神の助力を得る。
「神」対「神」、「命」対「命」の戦いの果てに…

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融合魔神、凶邪神きょうじゃしんカリユガイスト!!
三神官最後にして最強の凶悪魔・
凶闘神きょうとうしんディエス
降りしきる
邪伝子の雨、
邪神属…到来。

「戦神カリユガ…邪伝子…融合……! 融合!?」

 カンジーが時の糸の化石を解読していると、突然時層空間が鳴動し、時の糸が大きく揺れた。

「しまった! 融合が完了したのか!?」

 アズールが叫んだ。
 魔凶次元から強烈な波動が発せられる。
 異次元の時層空間まで揺さぶるこの衝撃は、次元を超えるカリユガの力が解放されているという証。
 カリユガとベールガイストの融合が完了したのだ。

 聖魔和合界、聖魔塔。
 戦神出現の時と同じ状況が観測された。
 空間がねじれ、魔凶次元を中心に幻次界と聖魔和合界が統合されていく。

「崇めよ妾を。
その名を、邪伝子の輝き『カリユガイスト』」


凶邪神カリユガイスト

 『凶邪神きょうじゃしんカリユガイスト』。
*凶邪神」の名はテレビ本放映時のテロップから。製品版ビデオにはテロップは収録されていない。
 上半身はカリユガ。下半身は甲殻類の特徴を持つベールガイスト。
 冷めるような美しさと、冷えるようなおぞましさが同居する大魔神。
 邪神属ヘッドが宇宙を睥睨する。
 宴の支度は整った。

「全ての悪魔属よ、
邪伝子の雨に災いの牙を砥ぐがよい」


 カリユガイストの上半身、カリユガの口から赤い霧のような粒子が散布されはじめた。
 粒子は波動となり、瞬く間に宇宙を伝播する。
 聖魔和合界と幻次界に赤々としたオーロラのカーテンが翻り、真っ赤な雨が降る。
 赤い雨からは、魔零彗星が放っていたものと全く同じ邪気が感知できた。
 これが邪伝子。
 世界を破壊と混乱に導く、元凶。
 戦神の遺伝子。
 邪伝子の雨。

 天使属は邪伝子の雨を浴びても影響はない。
 逆に悪魔属性は、混沌以上の途方もない活性化を見せるのだった。


 トーイと凹十魔はタケルたちと別行動をとっていた。

 幻次界。
 邪伝子の雨にトーイが苦しむ。
 今は聖守の身とはいえ、元は魔守からの転換種。
 トーイの中の悪魔属の血が暴れだそうとしていた。
 聖守に転換しているおかげで、それは「気がおかしくなりそう」程度ですんでいる。
 だが、転換していない悪魔や魔守では…
(あるいは天使属から悪魔属への転換種でも)

 聖魔混血種・次代王マルコの流れを引く幻次界王家だが、当代のマルコは純粋ともいえる天使属。
 マルコネオンに邪伝子の雨は効果がない。
 判断が鈍った。

「全ての悪魔属性は外に出るな! この雨を浴びてはならぬ!!」

 トーイの異変に気付き、マルコネオンが号令を発した時には遅かった。
 邪伝子の雨を浴びた幻次界の悪魔属に、巨大な角と牙が生えてくる。
 「邪神属」が次々と誕生する。
 マルコネオンとトーイのそばにいた凹十魔も、『邪神凹十魔』を名乗って暴走をはじめた。

「悪魔属性は今、『凶進化』の時を迎えているブオ! 邪魔するなブオーッ!!」


 悪魔属の凶進化は聖魔和合界でも進行していた。
 聖魔塔の金縛大魔王が邪神属へ凶進化し、ロココとゼウスに襲いかかった。

凶邪神カリユガイスト降臨。邪伝子の雨…邪神属到来。


 時層空間から魔凶次元へ、タケルたちが帰還した。
 カリユガイストの不気味な姿を見て、アズールは融合が完了したことを確認する。
 カリユガの時よりもさらに強大になっているに違いないが、カンジーの時の糸の化石解読はまだ途中。
 有効な手立てがない。迂闊に攻めることはできない。
 タケルたちは印籠を通じ、ゼウスから聖魔和合界の現状を聞く。
 悪魔属の凶進化、邪神属。
 ゼウスはタケルたちに、くれぐれも邪伝子の雨に注意するよう訴えた。

 赤いオーロラが照っているが、魔凶次元には邪伝子の雨は降っていなかった。
 降ったとしても浴びなければ害はない。
 悪魔属のバカラ一家にはガスベラスがある。
「チップのおうち!」

 それを嘲笑う声。

「如何なる悪魔も、
カリユガイスト様の御力からは逃れることは出来ぬ!」


 凶闘神ディエスが飛来した。

「これより始まる邪神属の宴、共に楽しもうではないか」

 アズールによれば、ディエスはノクス以上の強さ。
 最強の三神官で、その実力は未知数だという。
 ちょーちんのくちゅより強いと聞いて、タケルの心は燃えてきた。

 ディエスは居丈高に話す。
 ベールガイスト様はアズールの浅知恵など疾うに読み切っておられた。
 しかしながらその暗殺剣、天使のために使うのは如何にも惜しい。

「我と共に来れ。邪神属の高みへ!」

 高い石柱の頂上から、アズールに誘いをかけるディエス。
 アズールもえらく気に入られたものだ。

 と、そこへポーチが乱入口撃。

 ちょっとアンタ。
 能書き垂れるならこっち来い。
 お喋りな奴に限って実力が伴わない。

 抗論では負け知らずの討議ディベートの天才少女?!(シール)
 高位の神(ノヴァなど)にも平気でタメ口を利いてしまう驚異のポーチ節が、ここでも炸裂した。

「よかろう…ならば我が力、間近にて思い知るがいい」

 ディエスが石柱から飛び降りる。

「来る…!」

 タケルが身構えた。
 重量感のある着地音が響く。
 タケルは一瞬目を瞑ったが、すぐに上方を向いた。
 三面鬼神やノクスと同じ巨体を想定しての視線移動だ。
 だが上空には、あるべき敵の顔はなかった。

「あ?」
 タケルは思わずアズールに訊いてしまう。
「ほんとにコイツが凶闘神か…?」
 アズールは至って冷静に肯定した。

「な〜んか小っこい奴だゾロ」
 ピンゾロイド2号が背比べする。
「ちゃんと飯食ってっか?」
 バカラが相手の肩を叩いた。

凶闘神ディエス
 ディエスの身長はタケルと同じくらい。
 マーネスよりもチビ。

 凶悪魔にはありえないほどの小柄、小兵だった。

 拍子抜けしたとカンジーが笑い、
ダーツが可愛いとまで言う。
 凶悪魔は皆大きいものばかりと思っていた
ダンディーラーも吹き出した。

 チップだけは怯えていた。
 バカラとタケルがこんな小っこい奴すぐ倒してやると慰めるが…

「貴様等ァ…小っこい小っこいと抜かすなぁっ!!」

 ディエスが切れた。
 本人も相当気にしていたようだ。
 だがディエスは、その劣等感コンプレックスをバネに三神官まで昇りつめた叩き上げヘッド。(シール)
 アズールの言うように、秘めたる強さも相当のもの。

 不屈の剣士、凶闘神ディエス!

ちっこい凶悪魔

 剣閃が地面を抉り、爆発を引き起こす。
 タケルは爆発を避け、戦闘態勢に入った。

「勇理転身! 聖騎使甲鎧せいナイトメタル、オン!!」

 武装翔束の上に勇理聖騎使甲鎧をまとい、星騎使がはばたく。
 ダーツも輝ける放熱を解放した。

 ディエスはアズールに一撃を浴びせる。
 アズールの切り返しをジャンプでかわし、そのまま飛翔。
 上空のタケルとダーツに狙いを定めた。
 タケルたちは紙一重で避けることはできたが、ディエスの動きは迅い。
 小柄なだけあり、敏捷性に優れている。
 追うタケルに、ディエスは瞬時にターンして剣を振りかぶってきた。
 タケルは魔心楯で防御。
 すかざす斬撃鉾をブーメラン形態にして投げつける。
 斬撃鉾がディエスの剣を叩き折った。
 武器の威力では、タケルに分がある。

 赤いオーロラが不気味に輝いた。
 魔凶次元にも邪伝子の雨が降り始めた。
「チップ、このあめ、いたい…」
 チップをかばうダンディーラーを、バカラが覆いかぶさるように抱く。
 バカラがガスベラスを呼ぶように指令を出した。
 ピンゾロイドが叫ぶ。
「ヘイカモ〜ン! ガスベラース!! …ゾロ」
 ピンゾロイドの呼びかけに応え、ガスベラスが飛来した。

 しかし――

 ディエスが新たな剣を出現させ、剣先からの光線でガスベラスを撃った。
 破壊光線がガスベラスを貫通する。

 ディエスが撃つ。
 容赦なく、撃つ撃つ撃つ撃つ撃つ。

 ガスベラスが燃える。

「チップのおうち…」

 ガスベラス。

 バカラが叫ぶ。

 落ちる。

 バカラが走る。

 駆ける。

 閃光。

 爆発した。

 ガスベラスが。

 バカラたちの家が。

 跡形もなく――

無情ディエス! ガスベラス破壊

 バカラが膝をついた。

 カラカラと、転がってきたガスベラスのパーツ。
 それを抱きかかえ、バカラが激しく洩らした。

「ガスベラス…オレの…ガスベラスを…オレの…オレたちの家を…!」

 バカラは激昂し、バカラ砲を乱射した。
 怒りのこもった砲弾の、狙いは恐ろしいほどに的確だった。
 それをディエスは涼しい顔で、あるいは避け、あるいは跳ね返す。
 
「バカちゃんパパ…」

 チップの様子がおかしい。
 邪伝子の影響が出始めたようだ。
 バカラがダンディーラーとチップを守るように抱きかかえる。

 ガスベラスはなくとも。
 守ってやる。
 オレがこいつらの「家」だ。
 帰るべき場所だ。

 だが、バカラも苦しんでいる。

「邪伝子の雨だ」

 「悪魔」には、「家」など無用の長物。
 何を守る必要がある?
 何処に帰る必要がある?
 悪魔属の本分は、「破壊」これあるのみ!

「悪魔属性よ、その身体に眠りし邪悪の力を解き放て!」

 邪伝子の雨に打たれたディエスは昂揚し、叫んだ。
 もう一本、剣を出現させる。

「アズールよ、貴様も生まれ変わるのだ!」


 ピンゾロイド2号が背部のプロペラ・カードウイングを回転させて空中をホバリング。
 傘となり、バカラたちを雨から守っている。
 ピンゾロイドは魔守だがロボット。
 邪伝子の雨は生体にしか効き目はないらしい。
 ピンゾロアームをいっぱいに広げて気張っている。
 が、余り長くは保ちそうもない。

 邪伝子の雨は天使属にはなおのこと効果がない。
 守ることならば、天使属こそ適任だ。
 守りたい。
 守ろうとする悪魔属を、守りたい。
 世界の危機をどうこうするよりも、今目の前にいる「命」を守りたい。
 魔法は想いをカタチにする。
 ポーチがマジックシールドを張った。
 バカラはそれを受け取った。

「おおー、金ダライたあ気が利いてるじゃねえか。恩に着るぜ少女!」

 ダンディーラーがポーチに微笑みかける。
 ポーチも微笑み返す。
 自分がここにいる意味が、少しだけ解った気がする。

 ところで、ピンゾロイドは降ってきた金ダライに当たって、のびていた。


 上空ではタケル・アズール・ダーツと、ディエスの睨み合いが続いていた。

 凶闘神ディエス、破兜剣サバトソード二刀流。

 高次悪魔目指すは強者の時空を超えろ!
 邪ベール様よ我が剣は浸蝕インヴェードの牙となる!


「邪神属の力、見せてやろう!」

 見た目には変化ないが、ディエスは邪神属に凶進化している。
 破壊力が増していた。
第66話「再会!アズール対タケル のウワサ」より


・重要語句・

【邪伝子】じゃでんし
【邪神属】
じゃしんぞく

戦神の遺伝子と、それが導く究極の悪魔属性
邪伝子 邪神属  邪伝子は、接近しただけで世界を破壊と混乱に導くという魔零彗星が放っていた波動。
 魔零彗星に封印されていた戦神カリユガの邪悪な「気」が、邪伝子となって溢れ出ているのだ。
 カリユガの放つ邪伝子を浴びることで、凶悪魔を超える恐怖と破壊の属性「邪神属」が誕生する。凶悪魔ではない通常の悪魔属でも、邪神属に凶進化してしまう。
 今回はベールガイストとカリユガの融合し、邪神属ヘッドとなった凶邪神カリユガイストによって邪伝子の散布が行われた。

 邪神属となった悪魔属は、天に向かって反り返る禍々しく巨大な角と長く伸びた牙が特徴。邪伝子によって、混沌のような単純な活性化とは比較にならないほどの超凶暴化を促された結果だ。邪神属と化した凹十魔は自分のこと『邪神凹十魔』と名乗った。

 天使属に転換した悪魔属にも、多少ながら邪伝子の影響は出る。
 起動生命体にまで効果のある邪伝子だが、ロボット型の悪魔属には効かない。
 生まれながらの天使属には邪伝子の雨はただの雨。混沌のような弱体化は起こらない。

 凶悪魔から邪神属への進化は、見た目が変化する者としない者がいる。凶闘神ディエスは姿はそのままに邪神属にパワーアップ。バカラに殴り飛ばされた特別海賊は、通禁特別海賊に変化、パワーアップした。

 凶進化は個人の意思とは裏腹に起こる現象なので、邪伝子を取り除ければ邪神属から元に戻れる。邪伝子を浄化できるほどの力があれば、の話だが…

カリユガイストの切り離し成功!
」VS「神」、「」VS「命」。


 ディエスの攻撃で、バカラ一家とポーチが地割れに飲み込まれた。
 星騎使タケル、虹天使ダーツ、暗黒戦使アズールを相手にディエスはますます昂ぶる。
 ダーツを吹き飛ばし、左右の剣それぞれをタケルとアズールに突きつける。
 ディエスは横目でアズールを睨んだ。

「アズール、何故貴様だけが凶進化しない?」

 確かに。
 アズールは悪魔。
 邪伝子の雨に打たれて平気なわけがない。
 一向に凶進化する気配がないのはどういうわけだ。

 砕兜剣を大破剣で弾き、アズールが言った。

「オレはもう悪魔属じゃない! 天使属でもない…
オレの身体に流れる時間は、この世界の時間じゃない」


 タケルには意味が解らない。
 悪魔でも、天使でもない…
 この世界の時間じゃない?

 アズールの身に一体何が起きたのか。
 ディエスにはどうでもいいことだった。
 邪神属とならぬならば、敵であることに変わりはない。
 斬り捨てるまでのこと。
 ディエスはアズールに斬りかかった。

 アズールの大破剣が鈍く光る。
 ディエスの砕兜剣を叩き折った。

「そうか、貴様の力は…」

 叩き折られた剣を眺めながら、ディエスが言った。
 アズールの力の秘密に思い至ったようだ。

 ディエスが気を逸らした一瞬、アズールはディエスに胴一本を決めた。
 鎧を傷つけただけで、ディエス本体には打ち据えられた程度のダメージしかないように見えた。
 ところが、大破剣が打ったディエスの胴部が火花を上げている。
 ディエスは苦しそうに呻いた。

ディエスを襲う「死」の力、大破剣。

「アズール、運命を呪うことよ…!」

 次の瞬間、ディエスは爆死した。
 魔黒石を残すことなく。

 邪神属に凶進化したディエスを、一撃で死に追いやったアズール。
 その強さの裏には?
 タケルたちはアズールの身に何が起きたのか気にかかる。
 天霊山の修行で、時の糸の力を得たと言ったが…

 アズールは話を逸らした。
 バカラたちを捜すのが先決だ。


 地下には広大な鍾乳洞が広がっていた。
 地割れに落ちたバカラ一家とポーチはそこで息を潜めていた。
 雨はしのげるが、バカラたちはすでに邪伝子の雨を浴びている。
 バカラ・ダンディーラー・チップの呼吸が浅く、速い。
 邪伝子の影響が出始めている。

 バカラはピンゾロイドに出口をサーチするように命令した。
 邪伝子の影響が出始めているというのに、邪伝子の雨が降る外に出ようというのだ。
 ポーチが引き止めるが、バカラは腹を決めていた。
「悪魔の落とし前は、悪魔が付ける!」
 ポーチにダンディーラーとチップを任せて、バカラとピンゾロイドが歩いていく。
 しかしチップもダンディーラーもバカラの後を追った。
「チップもたたかう!」
「バカラ一家は、守りに入るのは性に合わないのよ!」


「暗黒時代の邪伝子産みしもの、
我が名はカリユガイスト」


 天使と悪魔は果てしなき争いの宴にあらねばならぬ。
 牙を剥け悪魔よ、怯えよ天使よ。
 命尽きても戦い続けるがよい。

「それこそが媚薬じゃ」

 凶邪神カリユガイストの巨像が浮かぶ。
 幻次界、聖魔和合界――全宇宙にその妖しい声が轟いた。
 邪神属に凶進化した悪魔属がカリユガイストを称える。
 状況は凄惨さを増す一方だ。

 聖魔塔では、ロココが金縛大魔王を倒していた。
 殺してはいない。
 一時的に魔力を凍結させただけで命に別状はなかった。
 カリユガイストの目的は天使と悪魔の戦争状態の復活。
 悪魔を倒しては、カリユガイストの思う壷になってしまう。

 クリア受神がゼウスに伝える。
 カリユガイストを称え天使を攻撃する邪神属だが、それは彼らの本心ではない。
 弱々しい声だが、邪伝子に苦しむ悪魔属の声が聞こえてくるという。
 天使属の力で邪伝子を打ち払うことができれば、まだ事態は好転するということだ。

 魔凶次元から通信波動が届いた。
 カンジーが時の糸の化石の解読を終えたのだ。
 カリユガを倒すヒントがそこにはあるはず。
 皆、解読結果に一縷の望みをかけた。
 しかし、カンジーから出た言葉は…

「僕たちでは、倒すことも封印することも不可能です…」

 不可能。

 超古代にカリユガが猛威を振るった時、封印したのは五造大神。
 神の力が必要だった。
 五造大神がバランスを保ち、次界五大素のパワーを合体させて初めて封印は可能となる。
 だが今、カリユガはベールガイストと融合しカリユガイストとなった。
 その力は計り知れない。
 天使属悪魔属、普通の「命」では到底太刀打ちできない。
 W仏KINGももういない。
 五つの力の合体も無理だ。

「冗談じゃねえ。オレはカリユガイストと戦うぞ」

 勝算ゼロの戦いに、タケルは挑む気だ。

「…でなきゃ、何のために混沌の地獄から帰ってきたかわからねえじゃねえか!」

 高ぶるタケルの「心」に、斬撃鉾と魔心楯が光った。
 超聖神の神木と混沌の融合。
 聖魔二つの力が揺れ動いている。
 光は虹の輝きとなった。
 ダーツの力と反応している。

「我が力よ!」

 ダーツが輝ける放熱を解放すると、タケルたちは宇宙空間に転移した。
 虹の輝きを放つ銀河の円盤の上に、タケルたちは立っていた。
「ダーツの照星魂に引き込まれたな」
 アズールが言った。

「これが私の…照星魂?」

 ダーツは戸惑い、カンジーが驚きの声を上げる。
 照星魂は太陽の輝きのはず。
 だが、これは銀河。
 幾億の太陽が集まったスケールだ。
 ダーツが自分でも信じられない面持ちでいると、涼しげな声が響いた。

「君が、照星魂以上の力を託された存在だからです」

 時の管理者・グリニッジ神官が出現した。
 照星魂以上の力とは?
 ダーツの疑問をよそに、五造大神が降臨する。

 国産みの神『次界胎后ノヴァ』。
 命産みの神『崇命界王すうめいかいおうミラー寿じゅ』。
 そら産みの神『天雷将虚主守てんらいしょうコズモ』。
 おか産みの神『魂轟神こんごうしんマグマインド』。


次界胎后ノヴァ 崇命界王ミラー寿

天雷将虚主守 魂轟神マグマインド

 三年前、W仏KINGの責任を取るといって時の彼方に去ったノヴァが戻ってきた。
 神々は全て見ていた。

 タケルは五造大神に力を貸してくれと頼んだ。
 神には頼らないつもりだったが、そうも言っていられない状況だ。
 しかし、W仏KING――心産みの神を欠いた四神では求められる力は発揮できない。
 次界五大素が一つになった時、カリユガを凌駕する力が生まれる。
 W仏KINGのもたらすはずの「心」の力はどうする?
 「心」。すなわち、善と悪の相反する二つの心。

「それならここにある!」

 タケルが斬撃鉾を収納した魔心楯を掲げた。
 超聖神の神木と、混沌の融合。
 超聖神の神木は聖魔問わず命を癒す力を持つ。
 混沌も善と悪の心が生み出した時の糸の染み。
 その二つが融合したならば、「心」の元素代用には申し分ない。

 また別の問題が持ち上がった。
 星騎使に昇格したとはいえ、タケル自身の力がまだ五造大神に拮抗するものではないということだ。
 時の糸の力を得たというアズールも、五造大神の域には及んでいない。
 やはり五造大神が力を貸すことはできない。

 カンジーが叫ぶ。
 神々は見守ると言った。
 それは、世界が壊れていくのをただ傍観するだけなのか。
 聖魔和合に懸けた僕たちの努力を、棒に振っても構わないということなのか。

「世界とは、そういうものだ」

 ノヴァが言った。
 冷たい。余りに突き放した言い方だ。
 神は産み出しはしても道は拓きはしない。
 ノヴァはかつてそう言った。
 対してポーチは、勝手に与えて勝手に偉そうにしないでよと抗議した。
 確かにそうだ。
 「神」は存外、無責任なのかもしれない。
 それでも今は、「神」の力にすがるしかないのだ。

 命産みの神は、「命」を気遣っているつもりなのだろうか。
 ミラー寿が言う。
 力を貸したとして、「命」の身に「神」の力は強大すぎる。
 著しく消耗し、死するかもしれない。

 何もやらないでいるなら、それこそ死んだも同然。
 タケルは命を賭しても戦い抜く覚悟を示す。
 続けてダーツが言った。
 カリユガを封印してくれとまでは言わない。

「ただ、私たちの背中を押して欲しいだけなのです!」

 タケルたちの熱意が届いたのか。
 グリニッジ神官が五造大神に向き直り、進言した。

 今のタケルたちでは力不足かもしれない。
 しかしカリユガとベールガイストを切り離し、
神の領域と天使悪魔の世界の戦いに分けるならば、あるいは。

 カリユガを五造大神が相手にし、ベールガイストとタケルたちが戦うという作戦だ。
 ベールガイストだけなら、タケルたちにも充分勝機はある。

 なるほど、妙案だ。
 それならばカリユガを封印するよりもエネルギー消費は少なくて済む。
 五造大神が力を貸したとしても、「命」への負担はずっと軽くなる。
 だが、それでも――

 一人では無理だ。
 虚主守が言った。

「一人で無理なら、オレたちみんなでやりゃいいだろ! ――仲間でさ」

 タケルの言葉に、五造大神が驚きの表情を見せた。

仲間の力で! 五造大神の助力


 幻次界。
 凹十魔奥義「火の車」を見て轟炎豹変。
 トーイの獄導(魔守)化は精神的なもので、身体は聖守のまま。
 邪伝子に精神を乗っ取られることはなかった。
 獄導トーイが気合の咆哮を上げて邪神凹十魔をひっくり返す。

「聖魔和合の意味をなくすがか?」

 獄導トーイは邪神属に勝るとも劣らない凄烈さで、暴徒と化した邪神属に脅しをかけた。

「娘、憐れよのう」

 カリユガイスト出現。
 邪神属の総大将のお出ましに、邪神属はさらに活気付く。

「魔守のままならば邪伝子の雨に苦しむことなく、
邪悪のしとねで破壊の夢に酔えたものを」


 と、カリユガイストが何かを感知した。

「この気、何者じゃ!?」

 光の玉が飛んでくる。
 カリユガイストは光に向かって息を吹きかけた。
 一揺らぎで惑星を破壊する威力を秘めた、カリユガのブレスだ。
 だが、光の玉はカリユガイストのブレスを難なく弾く。
 そして、四色の光に分かれた。

 緑の光球から、ダーツが。
 赤の光球から、カンジーが。
 青の光球から、アズールが。
 黄の光球からは、タケルが姿を現した。

 ダーツの虹の空間が辺りを覆う。

「この力…己等うぬら、天使共だけではないな!」

 五造大神の四神が降臨する。
 タケルの背後には、崇命界王ミラー寿が。
 アズールの背後には、天雷将虚主守が。
 ダーツの背後には、次界胎后ノヴァが。
 カンジーの背後には、魂轟神マグマインドが。

「面白いのう。
W仏KINGを欠いた己等に
妾を封印することは不可能じゃ」


 降臨したのが、力のバランスを崩したままの五造大神だとわかると、カリユガイストは笑った。

「確かにな」

 マグマインドが皺枯れた声で言った。
 カンジーのハイパー千里ゴーグルが光る。

「しかしこれは過去の再現ではない」

 ノヴァが凛と言った。
 ダーツの虹聖剣が光る。

「お前をカリユガへと戻すのだ」

 虚主守が逞しい声で言った。
 アズールの大破剣が光る。

「邪伝子の子ベールガイストは次代に託す」

 ミラー寿が落ち着き払った声で言った。
 タケルの斬撃鉾と魔心楯が光る。

カリユガイスト切り離し開始!

 ダーツの虹聖光がカリユガイストの動きを封じた。

「我等と共に時の彼方に去れ」
「神が手を下さずとも、
天使属も悪魔属も己が進む道を見つけておる」
「神と命ある者は、もう関わってはならぬ」
「星騎使たちよ、後はお前たちが役目」


 マグマインド、ミラー寿、ノヴァ、虚主守が順に語った。

 カンジーが時の糸の化石をかざしながらハイパー千里ゴーグルを起動する。
 空間に古代ゴロン文字が展開した。

「これは…過去?
妾が生まれたあの時代なのか!?」


 五造大神と古代ゴロン文字のつくりだす神聖な領域空間がカリユガイストの力を封じる。
 逆にタケルたちの力が神の領域にまで押し上げられている。
 タケルとアズールがカリユガイストに向かう。
 神気をまとった二人は一つになり、炎と燃え上がった。
 魔を打ち消す鳳凰の斬撃が舞う。
 カリユガイストの腹部に風穴が開き、激しい閃光と共に爆発した。

 倒したわけではない。
 カリユガとベールガイストの分断に成功しただけだ。

 下半身だけとなったカリユガイスト――ベールガイストが、タケルたちに襲いかかってくるが… 

「莫迦な…戦神様の加護無き身体、斯くも脆いものなのか…!」

 神の輝きの前に、ベールガイストはたちまちのうちに石化し、砕け散った。

魔を打ち消す鳳凰の斬撃! カリユガイスト分断

 後にはカリユガが残る。

「戦神よ、時の彼方へ去れ!」

 ダーツが「過去」への門を出現させる。
 四神がカリユガを取り囲んだ。

「未来をお前たちに託そう」
「カリユガは神の世界に帰る」
「次代は天使と悪魔の世紀となろう」
「己の道を進むがよい」

 四神がカリユガを結界に捕らえた。
 カリユガの身体から三つの太陽が飛び出す。
 照星魂だ。

 「光」の太陽が天城京へと飛んでいく。

 「光と闇」の太陽はアズールのもとへ。
 だが何故か、アズールの身体をすり抜ける。
 アズールの照星魂は、ダーツの身体へと入り込んだ。

「さらばだ、未来よ」

 ノヴァが微笑んで言った。

 ノヴァたち四神がカリユガを過去へと送り込むことに成功した。
 封印できたかどうかまではわからないが、未来から戦の宴が消えたのは確かだ。

 しかしアズールは警戒を解かない。
 照星魂は三つ。
 残る「闇」の太陽、ベールガイストの照星魂が見当たらなくなっていた。


 天城京の中央病院、福陽気妃の病室。
 ケーシーとコーラルが並んで外を眺めていると、太陽が飛び込んできた。
 にっこり笑顔の太陽が、ベッドの上で黄昏ていた福陽気妃に体当たり。
 背中に複葉機が付いているのに、仰向けにひっくり返った福陽気妃。

「福ちゃんふっか〜つ、キラリ〜ン!」

 福陽気妃が元気よく起き上がった。
 額に倒福マークが甦っている。
 福ちゃんに笑顔が戻った。


 聖魔塔。
 邪伝子の雨が消え、カリユガイストの反応も消えた。
 ゼウスたちが安堵すると、倒れていた金縛大魔王がむくりと立ち上がった。
 だが、金縛大魔王の表情は目が据わり、巨大な角と牙も残っていた。

 戦神が消えても、悪魔属は邪神属に凶進化したままだった。


 鍾乳洞を抜け、バカラたちが外に出てくる。
 そこへ暗黒太陽――ベールガイストの照星魂が飛来した。
 ベールガイストの魂が、バカラに憑依する。

 凶進化、邪神バカラ…
第67話「邪伝子カリユガイストの恐怖! のウワサ」より

三界を照らす優しい陽射し、大福太陽だいふくたいよう
絶望と希望…迫られる最後の選択。


 依然として世界の邪伝子は消えない。
 バカラに続き、ダンディーラーとチップまで邪神属に凶進化。
 ベールガイストはバカラの身体を使って邪神属ヘッドに君臨しようとしている。

邪神バカラ一家

 ポーチとピンゾロイドがバカラに襲われそうになる。
 タケルたちが駆けつけてきた。
 アズールがバカラに斬りかかる。
 タケルがアズールを止めた。
 元に戻すことはできないのか。

 バカラが灼熱の炎を吐いた。
 タケルが倒れ、アズールが再びバカラに斬りかかる。

「暗黒戦使アズール。
W仏KINGの力受け継ぐ破壊の王にして、死者の国・無間冥王獄に棲まう者よ」


 バカラがベールガイストの声で言った。
 アズールは死者の国の住人。
 照星魂を失ったアズールこそ、ベールガイストの野望を継承するに相応しいと。

「それほどまでに、天使を望むか」

 バカラ――ベールガイストに斬り込みながらアズールが答える。

「オレの魂は一つだ。天使でも悪魔でもない。オレ自身の意志だ!」

 アズールは自分が信じる者のために剣を振るう。
 ベールガイストは嘲笑した。
 「信じる」などこの世で最も脆弱な力。
 その力で儂を討てるか。

「戦え! さもなくば死を喰らえ!」

 ベールガイストは目から怪光線を放った。
 タケルたちは爆風に吹き飛ばされる。
 起き上がりながらダーツが嘆いた。
 天使と悪魔は戦い続ける宿命なのか…

「ダメです! その考えがいつも聖魔和合を妨げてきたんです!」

 カンジーが叫んだ。
 カンジーも三年前は、悪魔は倒さなければと思っていた。
 でも違う。
 今までの歴史の宿命をひっくり返さなければ、何も変わらない。
 「迷い」の果てに、カンジーは進むべき道を見出していた。

「運命は変わるわ! 自分の心一つで!」

 ポーチがダーツに向かって金ダライを落とし、喝を入れる。
 カンジーとピンゾロイドが巻き添えを食った。

「福ちゃん、こんな世界イヤです!」

 天城京中央病院の屋上から、邪伝子の暗雲を哀しげに見上げていた福陽気妃が叫んだ。

「超聖神ちゃんが認めても、福ちゃんは許しません!」

 「神」は「命」に関わってはいけない。
 こんな凄惨な状況でも、放っておけというのか。
 不干渉の姿勢をとる超聖神に、福ちゃんは我慢ならない。
 福陽気妃の近くには、ケーシーとコーラルが付き添っている。
 コーラルが訊いた。
「どうするの福ちゃん?」

「世界をお助けするんです!」

 福陽気妃は真剣な表情になって、屋上から離陸した。
 聖魔和合界から遥か、高く、遠くまで。
 カリユガイストによって統合されたままの、幻次界と魔凶次元を一望できる位置まで飛ぶ。
 そして、にっこりスマイルでくるっとターン。

「大福チェ〜ンジ!」

大福太陽
 大福太陽だいふくたいよう』。

 福陽気妃は「光」の照星魂の力を解放し、
自ら世界を照らす太陽となった。

 眩しい笑顔のお日様福ちゃん。


 厚く暗く三界を覆っていた邪伝子の濃霧が、見る見るうちに晴れ渡っていく。
 大福太陽の陽射しは「命」と「心」を浄化する光。
 悪魔属の身体から邪伝子を洗い流している。
 金縛大魔王も凹十魔も、他の悪魔属たちも平静を取り戻した。
 ダンディーラーとチップも元に戻る。

福ちゃんスマイル。大福太陽の陽射し。

 だが、バカラの様子がおかしい。
 駆け寄ったダーツを蹴り飛ばした。

「邪伝子なくとも、我が照星魂は不滅」

 邪伝子は消えたが、バカラの中にはベールガイストの魂がまだ残っていた。

 突然ベールガイストが苦しみだす。
 邪伝子が消えたことでバカラの意識が戻ったのだ。
 バカラはスターチップ眼帯をもぎ取り、左眼を見開いた。
 筋肉が急激に盛り上がり、着衣が弾け飛ぶ。
 パワーバカラを解放し、ベールガイストの魂を押さえつける。
 だが、相手は凶悪魔最強ヘッド。
 長くは封じておけそうもない。
 逆に自分の魂を食い尽くされるのも時間の問題だ。
 その前に…

「少年!」

 バカラはタケルに言った。

「オレごと斬れ。悪魔たちを救うには、これしか手はねえ…」

 ダンディーラーとチップは涙を呑んで耐える。
 ポーチが止めるが、タケルは斬撃鉾を手にバカラの前に進み出た。
 タケルが、腕を振り上げた。

「悪魔たちを頼むぜ…次代ヘッド!」

 バカラは力強い笑みをつくり、自らの命を差し出す。

「オレには――」

 タケルには――

 斬撃鉾が振り下ろされれば、全てが終わる。

「もう天使と悪魔が争うことはねえんだ!!」

 バカラの茶色い髪が、伸びながら白く変色していく。
 苦しみながらも、バカラはタケルに介錯を乞う。

 だがタケルには、振り下ろせなかった。

 バカラの意識が飛んだ。 
 バカラの背中を突き破り、蟹のような節足が生える。
 醜い瘤が突き出し、ベールガイストの顔が浮かんだ。

絶望と希望

絶望が希望を食い潰すのか…!?

 タケルの代わりにアズールが剣を構える。
 アズールを魔心楯が制した。

 大福太陽の陽射しが降り注ぐ中、タケルが再び斬撃鉾を振り上げた。
第68話(最終回)「過去アズール現在ダーツ未来タケル! のウワサ」より


・重要語句・

【大福太陽】だいふくたいよう
お天道様福ちゃん
 集中豪無編#1で明らかになった名称。

 福陽気妃が「光」の照星魂の力を解放し、太陽となった姿。
 優しい笑顔の陽射しは、「命」と「心」を浄化して邪伝子を消し去る作用がある。世界を覆う邪伝子の霧を追い払い、邪神属に凶進化した悪魔属を元に戻した。

 以後ずっと、福ちゃんは世界を照らすお日様の仕事をする。
 意思があるので、自由自在に動き回れたりする。昇りっぱなしのままのときもある。会話をすることもできる。

 次界卵編の聖魔和合界ではゾーンごとに太陽の形が違ったが(新紀元和合1960年の赤い瞳のビースト暴走で分裂?)、大福太陽のおかげで太陽は一つに戻ったことになるのか。


大福太陽「福あり」  シールでは、8弾と9弾のGoGoハッピーシールとして登場。これをロッテに送ると、二枚組のスーパーDXデラックスシールがもらえた。
 アニメでは、大福太陽の額には倒福マークはない。
 8弾のシールでは、倒福マークがあるものとないものの二種類。ないものは「福なし」といって、出る確率が低いハッピーシールの中でもさらに価値の高いものとなっている。
 9弾の大福太陽は「福あり」のみ。

アニメの展開上、シール画像は該当する弾以外から使用する場合があります。

・第7弾 シールリスト・
H(ヘッド)  天使  聖守  魔守  悪魔  悪☆魔
2000 星騎使タケル
2060 戦神カリユガ 邪凶大帝ベールガイスト 2049 凶闘神ディエス 凶滅神マーネス
2061 ボンボリーダー 必死餅 誤認妖し 残忍官女
2062 リップリンセス マスカラフル 厚塗不安でしょ? 愛邪道
2063 テクニカルK王 運任セコンド 下運太風呂 細胞愚ロッキー
2064 白物課殿下 伝記正直 過失鬼 怪盗令嬢子
2065 擬音曹司 効果先生 ホラフキ出汁 四荒馬
1804 オゾン小僧 1827 青焼プリン太郎 1809 新茶金トキ 1834 紙芝居皇帝
2205 超クリア受神 2237 ミニ鳩刑事 2227 4C複写鬼 2202 赤点Goo
2200 聖魔戦使デミアン 2000 天助ポーチ先生 2011 誠母ダンディーラー 魔助チップ
*絵柄・裏書・シール素材の違い、エラーなど同一弾内のバージョン変更は除外しています。


2000世界成立史 次界卵編 凶悪魔編 集中豪無編
星天使編 星戦使編 星騎使編
0弾
P1
P2

P3
1弾 2弾
P1
P2
P3
3弾
P1
P2
4弾
P1
P2
P3
P4
5弾
P1
P2
P3
6弾
P1
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P3
7弾
P1
P2
P3
次へP4
8弾 9弾 10弾 11弾 12弾
グランドフィナーレ

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